忍者ブログ
かうんたぁ
自己紹介
HN: 夜月(ヨヅキ)
年齢: 20
性別: 男性
誕生日:3月19日
職業: 大学生っ♪
趣味: 本を読むのが好き。
自己紹介: 熊本の大学で就活戦士やってます!毎日愉快に過ごしてます!
毎日、どんな風にやれば有意義で楽しくなるのか必死に考えてます。そしてよく考えすぎてつぶれそうになってます。
誰かに褒められることができる程立派な人間じゃないけれど、誰にでも誇れるように日常を大切にしたいと思ってます。
日記を書くのって楽しいって最近思えてきた。

mixi
最新記事
最新CM
[11/04 金次]
[07/16 夜月]
[06/15 春菊]
[12/03 夜月]
[11/26 春菊]
全力で支持。
ブログ内検索
最新TB
アクセス解析
[106] [105] [104] [103] [102] [101] [100] [99] [98] [97] [96]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

僕、生まれて初めてお金を貰う為に働きました。
あるばいと。と言う奴です。
4日間の超短期アルバイト。
うどん工場でそば作りの仕事をやりました。
初日は午前中だけだったのですが、ベルトコンベアー?の脇に立ってライン作業と、ダンボールの組み立て、袋詰めになったつゆを洗う作業をしました。
アルバイトは僕の他に女の子が2人いて、彼女らと一緒に作業しました。
最初、その片方に声をかけられた時、敬語だったんだけど、同い年ってわかった瞬間に素晴らしいくらいのため口に変わりましたw
彼女らのテンションはなんか、すごかった…。
自己紹介の代わりに名前当てゲームなるものを始めて、僕の名前を当てるのに数多のヒントと時間を費やしました。しかも、その間に彼女らはお互いの名前を呼び合うもんだから、僕が答える番には即答できるって落ち…。
それに彼女ら、ちょっとしたことで笑ってしまうのです。
お茶を飲んでる時に、もう一方が言った事に笑って、お茶を吹き出して、そのお茶を吹き出したことが面白くて、更に笑って、それさえも面白くて笑い転げるという有様…。
てかね、仕事の適当さも異常www
冷水につゆの入った袋をつけて並べる仕事でね。
専務さんが寒かったらたまに手を温めなさい、って持ってきてくれたお湯で、つゆを洗い出したり。冷水につけるだけだったり。本当になにやってんの?って感じだった。
「職場体験みたいだよね!」
ってあんたらのせいだろ…。って全力でツッコミたかった。

2日目はソバ製造の一番の山場。
一日中ラインの前に立って作業……。
ヒトデが…もとい、人手が足りないからって、途中まで正社員の人と2人係でなんとかやってた仕事をバイト2日目の僕に1人でやらせるのはどうよ……。流れてくるソバの流れに追いつくのでやっとで少し粗くなってたかもしれない……。
その日だけで、少なくとも2万食のソバが僕の前を流れて行きました。
それを冷蔵庫まで運ぶ仕事も隙を見て女の子とライン作業を交代しつつ僕が一人でやったの…。工場の規模と人員の数が絶対に合ってないと思った。

3日目。
朝から配達のお手伝い!
女の子たちが「かっこいいお兄さん」って呼んでるお兄さんと組んで配達の仕事。僕は補助なんだけど。
ちなみに、女の子たちはスーパーの店頭で売り子やってるの。
で、そのお兄さんが名前を空さんって言うんだけど。
めちゃくちゃ楽しい人なの。
年は19歳。世代は僕らの1個上。
最初、信じられなかった……。
空さんは地元の進学校に通ってたけど、親の離婚とかあって高校1年の時に学校を辞めちゃって、それからバイトを転々として、1年前から正社員として今のところで働いてるって言ってた。
なんか、1個上には見えないくらいの貫禄っていうか、風格っていうか、そういうのはそんな社会に出ざるを得ない環境の影響なのかもなってひそかに思った。
けど、空さんが面白いのww
彼の携帯がなって、
「あぁっ、もう、くそっ。あのメタボォォッ!!……はいもしもし、どうかしましたか、専務……」
「今の専務。糞メタボリックで電話帳に登録してるの」
とか、こんなのりwww吹き出してしもたwww
「正直、バイトの女の子も可愛かったら話しかけたのに…専務ももっと可愛い子連れてくればいいのに」
とか、
「よし、やっぱり男同士の話って言ったら女の子の話か下ネタだ。最初は女の子の話するぞ」
とか、
正直、車で移動中の会話がすっごい楽しいの。
でね、結構話した後に、「夜月は積極性が無い」って言われて、
「積極的になるように訓練してやる」
とか意味の分からないことを言い出すのですよ。
でね、バイトの女の子達が店頭販売やってるスーパーに搬入に行った時に、「金は俺が出すから、差し入れって言ってジュースでも買っていってやれ」と財布から500円玉を取り出す空さん。
つまり、まぁ、バイトの女の子らにアプローチしろって遠まわしに言ってくるんすよ。
んで、情けないことに500円玉をポケットに入れて、表に回って女の子達が売り子やってるとこの近くまで行くと、女の子のうち片方がこっちに気付いて手を振ってきた。
「売れてる?」って聞いたら「ぼちぼちー」ってそのくらいの会話。
もう一人の女の子も気付いていざ、温かい飲み物でも飲む?って言おうとしたら、彼女らの荷物の所になぜか大量の飲み物が置いてあって、なんか遠慮されそうな気がしてきたんだよね。それだけならまだしも後ろから専務登場!
「どうやってココまで来たの?」
「搬入にきたんで、様子見に来ました」
「そ、じゃぁ、片付け手伝って」
…はぁ。
んで、力仕事的な片づけをさせられました。
女の子には専務が離れた隙を見て、「君らがかっこいいお兄さんって呼んでる人がジュースでも飲みなだって」って言ってお金を渡す。
ぶっちゃけ、アプローチなんてする気なかったし、専務いるからやりずらいし、彼女らも空さんからって言ったほうが喜ぶだろうしね。
で、片付けが終わった後に空さんと搬入の仕事をしてたら、駐車場のほうから専務と女の子がこっちを見てた。
「お兄さん、ありがとうございました!」
言った瞬間、こっちを向いて確認するように空さん。
「お前、俺からってばらしたの!?」
頷く僕。
「俺がアプローチしたみたいに見えるじゃねぇか!専務めっちゃニヤニヤしてたぞ?あんなガキにアプローチしたと思われるとか恥だ」
とか嘆くように怒る空さん。見た目楽しそうだった。言ったら怒られたけど。
「え?ガキって、あの子ら僕とタメっすから、空さんの1コ下っすよ?」
「関係ねぇっ、なんで俺がたった4日しか働かないバイトにこんな恥かかせられなきゃなんだよっ!」
「別にそんな恥ずかしがることじゃなくないですか?」
「専務にも見られてたじゃねぇか!くそっ、お前の恋話から俺のお前のためのアプローチ計画まで全部専務に説明するからなっ!」
とかもう、めちゃくちゃな空さん。
そのあとこき使われたのは言うまでも無い。この日は12時間労働だった。

4日目。今日。
朝はスープの袋に付いた水滴をふき取る作業を女の子たちと3人でやった。
あと、今日終わってからお給料もらえるはずだから、金額を教えあおうって話してた。
なんで○○っちって呼ばれなきゃならないのか、てかどうして急に馴れ馴れしくなったん?しかも、会話の内容が下品すぎる…。僕のことを男と思ってないどころか存在してるとさえ思ってないんじゃない?
それを空さんに話したら、自分のアプローチ計画のお陰だって言い出すし…。いや、まぁ。
で、前日に僕の中学時代から現在進行中までの恋について(一応、書くとね、これはとても消極的な恋情が消え行くのを待つだけの恋。誰にも話したことは無かったし、話す気も無かった。念のために言うと、前の人とは違う人です)、搾り出されるように聞き出した代償として、僕も空さんのそれをみっちり聞き出しました。
ぶっちゃけ、後悔…。
…僕の価値観では絶対に理解できないよ。
それが、唯一空さんに対して僕が肯定的になれ無かった所。遊びで付き合うとか、この子とは長くないって思って付き合うとか、そう言うの理解できない。
聞いた話のほとんどが真剣味の無い、そんな恋。そういうのは理解できないし、肯定する気にもなれないけど、彼がそうある理由を知ってるから、軽蔑も否定も出来ないんだよね…。
正直、そういう関係があって、それを何度も繰り返して、その数だけそういう相手もいて、ってそんな風に考えたら世の中って僕の考えてるほど優しくはないのかなって思った。
ぶっちゃけ、しばらくそういうのに触れる気がしなくなった…。
恋愛に対しての価値観って、空さんみたいなものを持ってる人と、僕みたいなものを持ってる人、どっちが多いんだろう。
そう考えた時に、前者が多そうな気がしたいと思うんだよね。だから、僕はきっと恋愛とか無理かなって思うよ。だって、双方の価値観がぶつかれば、変に重く考えてた後者の方が一方的に傷ついてしまうもの。僕はそれには耐えられるほど強くはないからね。
なんか、空さんと話しててそれを切実に感じた。うーん。やべぇぜ。

それで、空さんと寄り道しつつ配達してたー。スーパーの裏に若干詳しくなりましたぜ!
でね、空さんの人気っぷりが異常なのww
パンとか、蒲鉾とか、果物とか、あっちこっちで貰うし、事務所に入るたびにおじちゃんとかおばちゃんに「空君、空君」って声をかけられて笑い合ってるの。
そういうの、何だか素敵だなって思った。

最後の配達を終えて会社に戻ったのが7時過ぎ。本当は5時までの仕事だから、無論、女の子たちは帰ってて、朝に話してたお給料の金額、販売と配達どっちが高いかってのを比べることもできなかったし、ちゃんとさよならも言えなかった。
もうあの子らと会う事はないだろうなぁ。
それで、専務からお給料をもらって、なぜかお年玉も貰って、帰宅。
最後に空さんともさよならした。
ぶっちゃけ、空さんとの別れが寂しすぎる!
空さんも「年明けたら一人で配達かよ、絶対寂しくなるじゃねぇか」って言ってくれたから凄く嬉しかった。

正直、すごく有意義なアルバイトだった。
5時以降の労働はお給料に計算されてなかったみたいだけど、お年玉もらったし、空さんと話せてただけで十分価値があったの。
ぶっちゃけ、12時間、13時間働いた2日間は5時くらいにまだいれる聞かれて、空さんと話していたかったから、全然大丈夫です!って言って働いてたんだよね。

本当、お給料以上に人との出会いが良いものだったなって感じた。
無駄に元気なバイトの女の子たちも。
メタボリックだけど優しい専務も。
掃除が苦手なパートおばちゃんも。
髪の毛ジャングルなお兄さんも。
ひ弱そうなのに怪力持ったおじさんも。
それでそれで、
すごくかっこよくて、頼りになって、1個上なだけなのに凄く大人で、楽しくておもしろくて、だけど僕と正反対の恋愛観を持ってて、話してたら楽しいけど、語ると相容れない、けれどやっぱり素敵な空さん。
みんなみんな良い人たちで、そのお陰で肉体的にはきっつい仕事だったけど、精神的にはすごく楽しく働けました。

今年も、残すところ数時間。
色々反省すべき点が多すぎた1年だったけれど、反省する余裕もないくらいに目まぐるしく過ぎた年末、1年間でした。
来年、どんな一年になるのかな。
不安ばかりだけれど、少しくらい前向きに生きたいな。
ちょっと、真剣に豊富を考えようかしら。

とりあえず、みんな。
今年もありがとうございました。
来年もまた、叶うのなら永劫に、よろしくおねがいします。

 

うわ…眠い……年越しの瞬間まで起きていられるかなぁ…。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
忍者ブログ [PR]