忍者ブログ
かうんたぁ
自己紹介
HN: 夜月(ヨヅキ)
年齢: 20
性別: 男性
誕生日:3月19日
職業: 大学生っ♪
趣味: 本を読むのが好き。
自己紹介: 熊本の大学で就活戦士やってます!毎日愉快に過ごしてます!
毎日、どんな風にやれば有意義で楽しくなるのか必死に考えてます。そしてよく考えすぎてつぶれそうになってます。
誰かに褒められることができる程立派な人間じゃないけれど、誰にでも誇れるように日常を大切にしたいと思ってます。
日記を書くのって楽しいって最近思えてきた。

mixi
最新記事
最新CM
[11/04 金次]
[07/16 夜月]
[06/15 春菊]
[12/03 夜月]
[11/26 春菊]
全力で支持。
ブログ内検索
最新TB
アクセス解析
[149] [147] [146] [145] [144] [143] [142] [141] [140] [139] [138]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近、何かと話題になっている村上春樹さんの『1Q84』を読んでみました♪
個人的にはすごく面白かったです!
最初はbook1だけ購入し、面白かったらbook2も購入しようかと考えていたのですが、読み始めて三日目の午前中にbook1を読み終え、その日のうちにbook2を買ってきて読み切るほどのハマりっぷり!
しかし、思うことが、累計で200万部以上売れているとのことですが、この話を楽しめた人は1万人を切るのではないか、と言うことです。というのも、この物語の二人の主人公はあまりにも特殊で感情移入しにくい面がある。私の主観では登場人物への感情移入は物語を楽しむ大きな要因の一つなのです、例え地位や環境、境遇が絶対的にありえないものでも、思考回路の一部や価値観などがほんのわずかでも一致すればそれで大きく感情移入しやすくなるのですが、この物語の主人公たちはそれをなかなか持って許さない人種なのです。

世間一般では賛否両論あり毀誉褒貶もあるようですが、僕は私的に凄くおもしろかったと思いました。もしかすると、これはこの作品が僕が始めて読む村上春樹作品だからかもしれませんし、後述する別の理由によるのかもしれません。なので、ノルウェーの森やねじまき鳥のクロニクルを読んだことがあったならば、もう少し違った感想を持ったのかもしれないです。

ただ、エッチなシーンはどうにかならなかったのかなーっと。
普通に小説読んでたらそう言うシーンは当然のように出てくるし、別に全然抵抗ないんだけど、物語の中で最後にあたる性的なシーン。
あれはちょっと酷すぎやしないかい。
パシヴァとレシヴァが多義的な意味で交わりを持つことの意味。それは確かに物語的な意味合いで必要な交わりなのかもしれないけど。
でもね、さすがに、あれはない。
例えば、エッチなシーンの必要がないとされるシナリオ重視の感動系パソゲをエロゲとして売り出すために無理矢理エッチシーンを付け足したような粗末なもの!
それくらい意味の無い程度の低い性的描写であったなーっと。

そして、話全体に麻枝准さんや田中ロミオさんの持つ現実的心理で非現実的な物語を描いている雰囲気がある。AIRとかリトバスとかCROSS☨CHANNELとか最果てのイマみたいなね。だからこそ今まで不思議なくらい読もうと思わなかった村上春樹作品を面白い、と思えたのかもしれないけど。


巷ではもしかするとbook3以降が出るかもしれない、といわれている。
個人的にはこれで終わりでも、ここから続いてもかまわない。
本当は少しだけ続いて欲しいと期待さえしてるのだけど。
あんまりスッキリとした終わり方じゃなかったしね。
だけど、ここから続くとなってまた盛り上げていくことが出来るのか、ありきたりの読めた展開にならないのか、それこそ村上春樹の腕の見せ所だけど、どうなんだろう。


けど、なかなか面白い本ではありました。読んでみて損はないと思います。ハードカバー二冊は少々痛い出費ではあるけれど。相当売れてるから、友人に当たると誰か持ってるんじゃないかな。
ていうか、ハードカバー買ったのって桜庭さんのファミリーポートレイト以来だなぁ…。

けど、買った人のうち何割かは最後まで読んでなさそうだなぁっと思う本でした…w

 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
忍者ブログ [PR]